職務経歴書の書き方

職務経歴書って、どう書いたらいいか?

「履歴書もフォーマットとか色々あってよくわからなかったんですけど、職務経歴書も書き方とかなんか色々あって、何がいいんだかわからないんです。

全ての企業が統一すればいいのに。」

そういうふうに考える方、結構いると思います。

なので、今回はこの形でこういうふうに作れば、基本的な職務経歴書を作れるよって投稿をします。

まず、職務経歴書には経歴書と違って、JIS企画のような定められたフォーマットはないです

。 

だから、履歴書より悩む人がいると思うんだけど、基本的にはこの形で作れば、大部分の人は問題ないです。

職務経歴書、日付、名前、職務要約、職務経歴。

ここは複数社経験している場合は時系列で書く、生かせる経験、知識、技術、資格、自己PRです。

職務経歴を時系列で書くのが基本と言いましたが、直近の経験を強くアピールしたい場合は、時系列は逆に今から過去の流れで書いたり、 複数職種を経験している人は、経験分野別にまとめたりする形式もあります。

これは、その人の経歴次第だから面談をしないと判断できないけど、大抵の場合、時系列でちゃんと作れば大きな問題はないと思います。

転職の書類の準備って大変だけど、面接1回で複数企業を2次面接から始められるなら楽だと思います。

で、ここからは職務経歴書の気をつける点ですが、まず、1番初めに職務経歴書、そして日付と名前だけど、ここで気を付けてほしいのが和暦か、西暦かを揃えることです。

けっこうバラバラな人が多くて、バラバラだと読みづらいんです。

基本的に全部西暦に揃えておけば大丈夫です。

そして、次が職務要約、今までの経験を大体3行から4行以内でまとめて書くのですが、この後全ての項目で共通することなんだけど、読みにくい経歴書は、それだけで書類通過率が落ちます。

だって、誰だって読みにくい書類なんて読みたくないでしょ?

だから、ここは簡潔に分かりやすく、かつ応募する職種や、企業が興味を持ちそうな内容でまとめられるとベストです。

難しそうかもしれないけど、職務経歴書で1番最初に目にするところだから、力を入れた方が絶対いいよです。

で、職務要約が終わったら、職務経歴です。

ここはさっきも書いたけど、1社なら1社だけ、何社か経験しているなら、時系列に全て書けばいいです。

在籍期間いつ入社していつまでいたのか、 次に在籍していた企業の情報、企業名は省略しないで正式名称で。

事業内容は何をしている会社かです。

資本金と売上高従業員数、上場が非上場か、 そして雇用形態。

それが終わったら、次はその企業に在籍していた時に、いつからいつまでに何の業務を行っていたかです。部署が変わったり、職種が変わった場合は、ここの項目が増えていく感じです。

営業の例で記入していくと、該当年数と所属部署と記入して、その下に業務内容を書いていくイメージです。

ここでもできる限り、見やすさに気を付けてほしいです。

そして、職務の概要を書き、人事が具体的にどんな仕事をしていたのか分かるように、取引先の規模や扱っていた商品などを入れていきます。

最後に、その職種での自分の実績、そして工夫していたことや、こだわっていたことを書くといいです。

意識してほしいのは、相手は自分の会社のことを理解していないってこと、例えばよくあるのが実績とかで社内の丸々に選ばれたみたいなやつです。

でも、知らない人から見たら、それってすごいの?ってなるでしょ。

例えば、実績、新人賞1位を受賞。確かにすごそうだけど、よくわからないですよね?

実績入社以来、売上げ目標を毎月達成し続け、社内で新人賞1位を受賞、5年ぶりに毎月の目標を全達成し1位になる。 

これは本当に簡単な例えだけど、これだけで、この人はこの企業の中では、ここ5年で1番できる新人だったっていうのが、より具体的にわかりますよね?

今書いたように、経歴書は見やすさが重要だって話したけど、他にも重要なのが定量と第三者からの目線なんです。

第三者目線っていうのは、今話した知らない人から見て、魅力的に分かりやすいのかって話です。

定量は、数字で見せられる部分は、ちゃんと数字で見せることです。

新規開拓営業を行う場合に数字で見せられる部分を簡単に加えると、新規開拓営業を行うテレアポ1日平均50件、商談数1日平均3件のように入れるとより具体的に仕事が見えませんか?

さらに、ここに成約率80パーセントみたいに入れると、もう少し具体的に分かります。

ただ、ここで成約率80パーセントが高いのか低いのかは、この企業の人じゃないとわからないですよね?

なので、社内での平均成約率は、50パーセントみたいな情報が仮に入ると、めっちゃいいです。

そして、こういうのができたのには、自分なりのこだわりや工夫があるはずですよね? 

そこを付け出せば、企業から見て魅力的に見える実績や工夫した点が作れます。

よく、定量的な部分がなく、これを頑張りました。みたいな内容の人もいるんですど、できるなら、それによって結果として何が変わったのか、数字でちゃんと見せられるのなら、見せた方が確実にいいです。

ただ、けっこう聞かれるのが、「実績がない場合はどうするんですか?全然達成できてなかったりとか?」と。

そういう人も事実多いと思うけど、数字で強みを見せられないなら、それは悩んだって、もうどうしようもないことです。

でも、そういう人でもさっき話したこだわりや工夫を意識して足すだけで、内容は大きく変わるります。

あとは、職務経歴が2、3社あるなら同じように書いていくだけです。

次が活かせる経験、知識、技術それと資格です。ここは、応募する職種に必要な内容を入れるだけでいいです。

なんか、資格とかたくさん持ってても関係ないならいらないです。

だって、その仕事をするのに関係ないでしょ?

むしろ、文章量が無駄に増えるだけだから、書かない方がいいぐらいです。ここは、基本的には簡潔に箇条書きでいいです。

こんな感じで、最後が自己PRです。

自己PR、これはもうその言葉の通りです。どうやって自己PRを作るのかっていうのは、それだけで長くなるから、またいつかの機会にします。

ここは多くのサイトとかで自己PRとなってるけど、自己PRじゃなく、志望動機をここに入れてもいいです。

自己PRと志望動機の両方入れたっていいです。

自己PRでも志望動機でも、今までこんな経験をしてきました、その経験からこういうことができます。だから、それを強みにこういう活躍ができます。したいですっていうのを書けばいい感じです。

転職

Posted by 詳しいおじさん