転職に有利な時期ってあるの?
転職に有利な時期、それを考えるための方法をお伝えします。
そもそも、前提を整理すると、転職に有利というのは2つの視点があります。
「内定が取りやすい」ということと、「入社後に働きやすい」という点です。
有利不利を考えるのに必要なのは、需要と供給と同じです。
つまり転職している人の数と求人の数。
要は求人票が多くて、求職者が少なかったら内定が出る確率が上がります。
では、どの時期がそうなっているんでしょうか?
まず、求人数は1年を通して大きくは変わらないです。
強いて言うなら、5月は新卒採用の準備で忙しかったり、12月は年末なので、ちょっと控える企業があったりってくらいです。
さて、ここで反対に転職する人の人数はどうでしょうか?
割とこっちは差が出るんですけど、11月と12月だけ少ないんです。逆に4月が特に多いです。
なので、このデータで見ると求人に応募する人が少ない11月12月が狙い目です。
でも、なんでそこが少ないかわかりますか?
答えはボーナスです。
年末が近いって状況に加えてボーナスがあるから、このタイミングは少ないんです。
とはいえ、この時期が数字的には1番内定を取りやすいのです。
個人的には短期的に見て数十万円くらいであれば、転職して年収を上げた方がよっぽどいいと思っていて、10万円以下であれば、転職した年収でカバーできる可能性もあるから、とりあえず内定を取りに行った方がいいんじゃないと私は思います。
あとは、タイミングによって同期の数に変化があります。
入社が4月であれば、新卒がいるから、少なくても入社同期がいる状況にはなるでしょう。
確かに同期がいると、相談しやすかったり、企業によっては研修を一緒に受けられたりします。
そして、あとは採用計画を意識してください。
例えば、今年度10人採用しようとしている状態で、残り1ヶ月しかないのに、あと3人採用しないといけないってすると、どうなると思いますか?
内定が取りやすいですよね?狙い目ですね。
まとめると、内定可能性が高い転職時期は11月と12月で、採用計画狙いで、年度末とか研修や同期を求めるなら、4月入社がおすすめです。