エンジニアの仕事内容とめざし方
今回は、エンジニアの仕事内容を解説します。
この投稿を見ると、エンジニアを一言で言うなら、どんな仕事か、具体的には何をしているのか、 どんな会社で働いているのか、エンジニアという仕事の楽しさ、どんな人に向いているのか。エンジニアになるために、今からでもできるアクション が分かります。
エンジニアという仕事に興味がある、エンジニアを理解しておきたいという人にとって、参考になる投稿になっています。
エンジニアを一言で言うなら、物作りをするクリエイティブな仕事です。
一言で、エンジニアと言っても、様々な業種があります 共通していることは、物作りを行う仕事である、ということです。
世の中にない新たなものを生み出し、社会では私たちの生活をより良くする、それがエンジニアという仕事です。
私たちの身の回りには、エンジニアが作ったもので溢れています。自動車や家電、パソコンやスマートフォン、 実は、歯ブラシやタオルなどの日用品までもが、エンジニアが関わって作られています。
また、形はなくても、 私たちが生活をする上で、欠かせなくなっているインターネットや、アプリも、エンジニアが作っています。
エンジニアは物作りで、私たちの社会や生活をより良くする、かっこいい仕事なんです。
とはいえ、エンジニアといっても、かなりの種類があって、それぞれ役割が違います。
なので、今回の投稿では、 今注目を集めているシステムエンジニアという職種に絞って話します。
システムエンジニアという言葉は、ソフトウェアを作っているエンジニアのことを指します。
ソフトウェアって、何と難しい言葉を使わないでよと拒否反応を起こした人、これから説明するので、安心してください。
まず、パソコンやスマートフォンなどの機械をハードウェアと呼びます。
それに対して、ハードウェア上で動作するアプリのことをソフトウェアと呼びます。
例えば、今、皆さんはパソコンかスマートフォンというハードウェアを使って、その上で動いているchromeというソフトウェアで、この投稿を見ています。
パソコンがハードウェアでchromeがソフトウェアです。
なんとなくイメージがつきましたか。?
ソフトウェアは、パソコンで動くウェブアプリやスマートフォンで動くスマホアプリ、他にも企業活動や物流など、社会の多くの場面で用いられています。
システムエンジニアは、それらのソフトウェアを企画し、どのボタンを押せばどんなことができるのかなどの細かい機能を設計して、プログラミングやテストを行うといったソフトウェアができるまでの一連の工程を行っています。
このソフトウェアを作ることを、IT業界ではソフトウェア開発と言います。
これは覚えておきましょう。
さて、ここまででシステムエンジニアが物作りの仕事ということが理解できたんじゃないでしょうか?
では、どんなところでソフトウェアが使われているのか、
つまり、エンジニアが作ったソフトウェアがどんなところでどう使われているのか、皆さん気になりますよね。
例えば、コンビニのATMでは、ソフトウェアが機械の中で働いて、金額計算や決済を行っています。
ATMというハードウェアの中で、金額計算をするソフトウェアが働いているといったイメージです。
また、自動車にもスムーズな運転の支援や、安全対策にソフトウェアが使われています。
最近では、オンラインで授業や会議を行うことも多くなりました。
そこでも、zomなどのビデオ会議やスナックなどのチャットツールといったソフトウェアが使われています。
システムエンジニアは、このようなソフトウェアの企画や機能の設計、プログラミングやテストなどの一連の工程を行っています。
では、システムエンジニアはどんな会社で働いているのかを説明します。
日本のシステムエンジニアの大部分はSIerと呼ばれる会社で働いています。
SIerとは、システム開発を専門としている会社のことです。
システム開発という言葉は、普段あまり使わないので、わかりづらいかもしれませんが、 システム開発の中に、これまで説明してきたソフトウェア開発が含まれます。
ここでは、システムエンジニアが関わることの多い、ソフトウェア開発に焦点を当てて話します。
一般的にソフトウェアを作るときは、システムエンジニアがチームを組んで作業します。
ソフトウェア開発には、機能の設計やプログラミングなど、エンジニアの専門的なスキルが必要な作業が多いからです。
チームの規模は、数人から多い時には、数千人規模になることもあります。そのような、巨大なチームを全て1つの会社で抱えることはなかなか難しいです。
なので、日本ではソフトウェアを作りたい会社が、ソフトウェア開発を専門で行うSIerという会社に、制作の一部 、場合によっては、全ての構成を依頼することが一般的です。そして、SIerは、その依頼された制作をエンジニアのチームを組んでこなします。
今では、多くの企業がソフトウェアの制作をSIerに依頼するので、結果的にそこに所属するエンジニアが多くなっています。
では、SIerには、どんな会社があるんでしょうか。
SIerには、大手から中小まで幅広い企業があり、 日本で代表的なSIerはNTTデータです。
他には、富士通やNEVなども大手SIerとして有名です。
名前くらいは、聞いたことがあるかもしれませんね、会社の数で言うと、中小企業の方が圧倒的に多いでしょう。
ただ、中小企業だからといって、甘く見てはいけません。中小企業が大手と比べてレベルが低いということは、一概には言えず、 きらりと光るスキルを持った中小SIerが実は日本のソフトウェア開発を支えているんです。
また、大規模なソフトウェア制作の場合、大手SIerが代表となり、中小SIerのシステムエンジニアのチームを組んで開発することもよくあります。
どんな会社で働いているか、イメージできましたか。
システムエンジニアの多くは、SIerと呼ばれる会社に所属して、チームを組んで、ソフトウェア開発の仕事をしているんです。
それでは、エンジニアの仕事の楽しさや、逆に大変な部分を皆さんに伝えていこうと思います。
ただ、あくまでも私が思っていることなので、他の意見もあると思います。
まず、エンジニアの楽しい部分ですが、設計やプログラミングなど、物作りの楽しさ、 そして作ったものが世の中を良くしているという充実感は、他の仕事では味わえない楽しさです。
エンジニアは、みんな少なからず、物作りに対する興味を持っています。なので、それが仕事を通じて結果として現れる瞬間はとても嬉しいです。
特に、自分が作ったアプリが、世の中で使われているのを目にした時の喜びは格別ですよ。
エンジニアという仕事の楽しさは、物作りの楽しさ、そして世の中を良くしているという充実感です。
次に、エンジニアの大変な部分を説明します。作成したソフトウェアがうまく動作しない場合、原因を調査するのが大変な時があります。
また、作業がスムーズに進まず、残業が続いたり、チームの雰囲気が悪くなったりすることもあります。こんな時は大変だなと感じることがあり、ソフトウェア開発はクリエイティブだからこそ、不具合が発生したり、作業がスムーズに進まないことも多くあります。人によるスキルの差も大きいので、 人を増やしても解決できない時も多く、それによって優秀なエンジニアに仕事が集中してしまうこともあります。
これまでは、SIerといえば、日常的に残業が多く、きつい仕事と言われていましたが、最近はだいぶ改善されてきています。
それでも、不具合が発生したり、締め切り間際になって、残業が続いて辛く感じることもあります。
しかし、これはどんな業種でも同じです。
投稿を見てくれている皆さんも、繁忙期には残業したことはあるんじゃないでしょうか?
システムエンジニアだけが特別大変ということはありません。
まとめると、開発したソフトウェアに問題が発生したり、締め切り間際で残業が続いた時に辛く感じることがあります。
でも、他の業種と比較して、システムエンジニアが特別大変ということはありません。
では、どんな人がエンジニアに向いているのでしょうか?
エンジニアに興味を持った人は、気になるところだと思います。
システムエンジニアに向いている人は、 物作りに興味がある責任感がある、コミュニケーションが得意な人です。
特に1つ目は大前提ですね 。なぜなら、エンジニアは物作りの仕事だからです。
システムエンジニアは、新たなものを想像することに興味がある人にとっては、とても楽しい仕事と言えます。
また、システムエンジニアはチームを組んで仕事をするので、自分が担当した仕事に責任を持ち、 チームメンバーとうまくコミュニケーションを取りながら、仕事を進められる人が向いています。
余談ですが、システムエンジニアは理系しかなれないと思っている人が結構います。
でも、実はそんなことはなく、文系出身でもなれます。
もちろん、論理的な考え方や、プログラミングのスキルが必要ですが、コミュニケーションや文章を記述するスキルも同じぐらい重要です。
また、これも意外と思われるかもしれませんが、エンジニアは50代、60代になっても続けることができる仕事です。
エンジニアには文系、理系問わずなることができますし、長く働くこともできる仕事です物作りに興味のある人は、検討してみるといいでしょう。
好きなことを仕事にできるのは、とても楽しいものです。
では、いざエンジニアになりたいと思った時、何から始めればいいんでしょうか?
ここがわからず、1歩を踏み出せない人がかなり多いので、この投稿で説明します。
やることはたった2つです。エンジニアについて情報を集めましょう。 そして、プログラミングの勉強を始めてみましょう。
エンジニアに興味を持ったら、まずは情報を集めてみましょう。
インターネットの記事だけではなく、youtubeの動画や書籍でもたくさんの情報を得ることができます。
また、プログラミングはエンジニアだけではなく、 様々な仕事に役立つスキルです。今の時代、パソコンがあれば無料でプログラミングを始めることができます。
気になる人は、プロゲートやドットインストールという言葉でgoogle検索してみてください。もちろん、youtubeの動画や書籍などで学ぶことができます。
それではまとめです。今回はエンジニアの仕事内容について解説しました。
エンジニアは物作りをするクリエイティブな仕事です。
主にソフトウェアの開発を行っています。
ほとんどのシステムエンジニアはSIerと呼ばれるシステム開発会社で働いています。
エンジニアは、物作りの楽しさ、世の中を良くしているという充実感があります。
時々、不具合が発生したり、残業が続いて大変な時もありますが、ほかの業種と比べて、特別大変な仕事ではありません。
物作りに興味がある人、責任感があり、コミュニケーションが得意な人が向いています。
エンジニアになるために、今からできるアクションは、エンジニアについて情報を集めたり、プログラミングの勉強を始めることです。
いかがだったでしょうか?
この投稿でエンジニアに興味を持ったらぜひプログラミングスクールへ通ってみてください。